友人サンタの贈りもの

シリコン型取りセットをいただきましたw、クリスマスよりだいぶ前のめりで。

最近デザフェス出展やら、出展内容とかの話をしておりましたら、何と気が利くサンタさんなのでしょう!

 

それではさっそくやってみたいと思います。(ここから料理番組のBGMで。)

ちょっと長くなりますので、興味のある方はページ下までお付き合いくださいませ。。。

 

 

まず原型を用意します。

これにはすでに作ってあった、樹脂粘土製の10円玉サイズのマスコットフィギュアを使いたいと思います。

今回ご協力いただいたのはダダ、フーフー、ネネ、スースーの4体です。

 

その原型が余裕で収まる型枠をレゴブロックもどきで組み立てます。

どれくらいの余裕をみておけばいいのか、並べる間隔はどうとか、全く分かりません!適当です。

 

これを油粘土に半分埋めて、埋まった境目をみっちりきれいに整えます。

完成後に型に流し込む溶剤(今回はレジン)の入り口と通路を竹串にて作成。

空気を逃がす通路はつまようじで削りました。

最後に割り箸で余白に凹凸をつけます。もう片方の型と組み合わせるときの取っ掛かりになるようです。

 

初めてなので、こんなもんでいいのか全く見当がつきませんw。

本当にこんなんでうまくいくのでしょうか。。。

 

 

次に型取りのシリコン溶剤を作成します。

粘りのある白いゲル状の溶剤Aと、凝固材となる無色透明の液体Bを、指定の分量ですばやくかきまぜます。

初めてのことでえいっ!と気合を入れてのぞんだのですが、液体が分離してまざる感じがせず焦りました。

けっこう力いっぱい大きく撹拌するとなじんでくれました。

 

混合後の作業可能時間は10分~数十分程度らしいので、気が焦りつつもシリコン溶剤を型枠へ流し込みます。

どばっと流し込むのではなく、かき混ぜ棒などに絡ませて糸状にたらすように

まず原型を覆うようにかけ、空気が入っている部分があればつまようじなどでそっとつぶします。

という風にやるといいとネットで調べましたw!その通りにします。

だいたい原型を覆えたら、だんだん流し込む量を増やして型枠いっぱいにします。

シリコンからはしばらく気泡があがっては消え…という現象がおきます。地味に見てて面白いです。

 

さてここからはひたすら固まるまで待つしかありません。

冬場で寒いと半日以上かかるようです。この日の作業はここまでにして、続きは翌日。。。

 

 

 

さて翌日。シリコン部分は無事固まっているようです。よかった!

 

次に裏返して油粘土部分を全部取り除きます。

油粘土が固い…!ところどころ型枠ブロックをはずして粘土を取り除き、また型枠を元通りにします。

 

そして露出したシリコン部分にオレンジジャム状の離型材を筆で塗りました。

 

この上に昨日と同じ要領で型取りシリコンを作って流し込みます。

 

 

 

 

シリコンを流し込んだところ。見た目昨日と全く同じ。

ここからはじっと待つのみ。。。

 

この日は作業が午前中だったので、夜には固まってるかなあという感じです。

 

その日の夜。待ちきれずに作業再開。

 

型枠ブロックをはずします。

ブロックの隙間にシリコンがけっこう入り込んでて、素直には取れてくれません。

どこか一点突破ではずしていきます。

はずした後のブロックについているシリコンは同時にはがしておきます。

 

型枠をはずしおわると、真っ白い羊かんみたいな変な物体!

これを中央の境目から二つにはがしていくわけなんですが、

けっこうみっちりくっついてますし、べりっとするのはなかなか勇気がいりますね。

 

はがし終わると・・・おおおーーー!!!という感動が。

すごい!初めてにしてはわりかしまともにちゃんとできてる(と思う)!!

 

 

ここから、もう片方のシリコンから原型を取り出し、溶剤通路や空気穴をカッターで整えます。

シリコンぶにぶにするので、カッターで削るのは苦戦。。。

 

さてここまできたら、やっと複製の制作に入ることができます。

ここまででだいぶ疲れましたがもう少し頑張ります。

 

(テンパってるので途中の写真が全くなくてすみません!)

 

できた型には、今度はスプレータイプの離型材をふきつけます。

なんとなくスプレーを吸い込むのが怖いので、ここだけベランダで作業。

乾いたら型を分厚い輪ゴムでぐるぐる巻きにして密着させます。

 

次に型に流し込むレジンを作ります。

これも溶剤AとBを混ぜる方式なんですが、シンナー臭がハンパない!

真冬の夜というのに窓全開+換気扇という…凍えながらしかし作業を続けます!好奇心には勝てません!

こちらの溶剤は凝固まで数分と書かれているので相当気が焦ります。

えーーーい!!!という気持ちでやってやりました。

 

結果。。。

 

4つ並んだ型のうち、流し込み口から近い3体までにしか溶剤が入っていません。

4体目についてはちょっと入った溶剤もゲル状で開けるのが速かった感があります。

しかも完全体なのは1体だけ、残りはさしずめ転送不足といったところ。転移装置じゃ死んでますね。

 

 

うーん、溶剤が端まで流れていけないのか。

では個別に流し口を作ってみようか、ということで型のほうをカッターで調整。

流し口が4体分まとめて1ヶ所だったものを、4体それぞれの上部につくって流し込むことにしました。

 

 

 

で、2度目の結果。。。

 

前回より失敗だーーー!!

 

 

 

思い返すと、4体それぞれの流し口から空気の泡がぽこぽこ出て、レジンを流し込めない状態になったんですね。

つまり空気穴が機能せず空気が抜けていないのでは。

それと、やっぱり最初に作った4体共通の流し口から入れるほうが、下から溶剤が満ちていくので

上から溶剤を流し込むより、空気が残らず最後まできれいに入るのでは。

 

という考察のもと、下部の溶剤通路を太く、空気穴を太く、型を削って調整しました。

今度は4体共通の流し口からしかレジンを入れないことにします。

さてどうだ!

 

 

3度目の結果。。。

 

キターーーーー!!!今度は完璧です!

 

夜中に絶叫(しませんが)したくなる心境です。

 

 

 

が!今度は溶剤が一部分離したまま、固まらない部分が・・・

撹拌不足?感覚では今までと同じ、というか慣れてきたぶん手際がよくなっているはずなのですけれど…

と、ここで、溶剤AとBを計って入れるカップ容器を1度目から使い回しにしていたことに思い当たりました。

カップAにBを入れて撹拌、型に流し込んだ後、あまった溶剤はカップAの中で凝固、それを取り出してまた溶剤Aを入れる…

それがいけないのだろうか。次回からは都度使い捨ての紙コップにしよう。

 

この日は作業に没頭するあまりだいぶ深夜に突入しましたので、さすがにここまで!

完成形は明日に持ち越すことにします。

 

 

本日の成果。

 

ダダ2体、フーフー1体、ネネ1体。

 

うはあ、これでも嬉しいです!

 

 

 

 

翌日。今日こそは!

 

紙ではなくプラコップしか家になかったので、プラだと不具合があるだろうか…と

若干不安に思いながらもレジンを作成し流し込みます。

 

ん?いつもなら透明の液体がすぐ白く凝固するのですが、白くなる気配がない…

溶剤を廊下に置きっぱなしにしていたので、冬場ですし冷たかったのかも…

冷たいと凝固が遅くなるらしいし…そうだよね…寒いからだよね…(不安)

 

 

4度目の結果。。。

 

かんぺきだーーーーー!!

 

小躍りする勢いです。道のり長かった。。。

 

 

本日の成果。

 

完璧な4体を追加しました!

 

=== ここまでの失敗から学んだまとめ ===

 

★レジンの流し口は広く、通路は太めに。原型の下部から上部へ満ちていくようにする。

 

★空気穴は原型のてっぺんあたりに開ける。レジンの通路よりは細くてもいいが、確実に開いていること。

 

★原型は体を斜めに配置する。流し穴や空気穴がどうしても本体に結合するので、それを見越して削りやすい位置につなげる。

 

★溶剤の混合に使う容器は紙カップなどで使い捨てにする。前回の溶剤の残りなど、混合ムラを起こさないため。

 

★今回くらいの型(約17×6×4cm)をとるのに、シリコン溶剤は500g程度使用(ちょっと余るくらい)。

 今回の4体の型取りに関しては、型枠は大きかった&深かったように思う。もう少し小さくできる。

 

 

今回友人からいただいたのは、型取りお試しセットというもので、一通りの溶剤&器具&手順説明がそろっており大変良かったです。

とりあえず型取りのシリコン(1kg)が、当初加減がわからず無駄が多かったのですぐ無くなりました。追加購入を予定しています。

レジン(1kg)のほうは、作るものが小さいのもありまだだいぶ余裕がありそうです。

ただレジンで使う溶剤のシンナー臭がハンパないので(当然火気厳禁でもありますし)ご注意を。。。

次からは屋外で作業しようかと思うくらいです。完成したフィギュア自体は多少においますが徐々に薄れる感じです。

 

ここまで長々とお付き合いくださりありがとうございます。

もし今後同じように型取り複製を作ってみたいなあ、という方の参考になりましたら幸いです^^